お子さんはお絵かきをしますか?
お絵かきが大好きでどこにでも描いて困ってるなんていう親御さんもいるのではないでしょうか
お絵かきは絵がうまくなるだけと思ってませんか?
実は子どもの発達に重要とされている自分の感情のコントロール、視覚、想像力、創造性を育む重要な学習なんです
- 視覚
- 想像力
- 創造性
- 自分の感情のコントロールなど

赤ちゃんは視覚表現を使い、他者とのコミュニケーションをとると言われています
このことからお絵かきをすることは親子間だけでなく他の人と信頼感を築くうえで身体的・精神的にも成長に繋がります
ようするに、将来的にコミュニケーション能力が高い大人に成長できるスグレモノ
本日はそんな絵が子供に影響するコトについてお伝えします
子どもにしてはいけないこと
大切なのは子どもが自主的に描きたいと思える環境を提供することです
描く喜びを体感すれば子どもは自分から進んで行動します
幼稚園や保育所、学校や習い事などでおこなうお絵かきの時間を大事な成長の時間と理解して、楽しませてあげるようにしましょう
お絵かきをすることから学ぶ
体を動かすことを学ぶ
お絵かきをすることで紙を押さえる、クレヨンを握る、絵をつかむなど細かな動きを覚えます
また1歳~2歳ごろの子どもは座ることを覚えます
お絵かきをしながら同じ体勢を続けること・ものをつかむなどから体を動かすことを習得します
注意力と持続力を養う
1つのことを根気よくおこなうのは大人でも大変な作業です
子どもにとってはなおさらです
さらにものをつかむ・絵を描く・長時間同じ体勢を続けるなども加わるので、お絵かきは子どもにとって様々な能力を使う行動なんです
お絵かきが子供に与える影響・メリット
ここではお絵かきが子どもにとってどのような利点や効果があるのかをご紹介しますね
まずコチラをご覧ください
自立した行動をするようになる
身体全体もしくは部分の緊張ないし運動についての感覚のこと
感覚運動機能とは
主として活動中の筋,関節および腱の受容器からの感覚から成るが,ときに内耳前庭器官からの感覚も加わる
これにより,目を閉じていても自己の肢体の姿勢,位置,運動およびその方向について判断したり,物を持上げたときその重量を判定したりすることができる(コトバンクより)
簡単に言うと、見て・手を動かして・考えるなど視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚すべてをいかし小さな変化を捉えるという力が必要になります
このような小さな変化を感じ取ることは将来、社会生活に活かすことができる能力と言われており赤ちゃんのころからこの感覚を使うことでより多くの情報を学ぶことができます
また、絵を描くという動作から触覚な刺激を受け、自分自身をケアする機能(セルフケア機能)を向上します
ようするに、自分で自分のことをするようになります
感情のコントロールをする
お絵かきをすることで気分を安定させる効果があると言われています
特に2歳半~3歳までの子どもはお絵かきを通して感情や経験を表現しています
経験したことや新しく学んだことを記録するためだけでなく、記憶・習得していきます
当たり前を疑える力を鍛えれる

社会に出るとたくさんの当たり前=常識があります
これは普段見慣れすぎて工夫することを考えなくなってしまっています
見ているようで見ていない細かなところ、こうしたらもっとうまくいくなど自分で改善する力を鍛えることができます
ようするに、固定概念をすてて違った視点から物事を見直せることができるため新たな価値・サービスなどを考えることができます
違う角度で物事を見ると発想力が育つ

TVをみると『あ、この次こうなるな…』と予想してあたったりしますよね?
よくみる予想される答え、これを違う角度からみることによって新しいギャップが生まれます
例えばこちら
「お笑い番組でよく見かける『モノボケ』は、手に取った物を即興で別の物に見立て、身振り手振りを交えて笑いをとる芸。物から予測される常識的な答えと、見立てられたものとの間に突然ギャップが生じることで笑いが生まれます。
一般的な予想を超える思考を絵(仮想)を通して鍛えれることができるためお絵かきを通して発想力が育ちます
興味やアイディア・知識が増える
ママさん!
もしできるのであれば図鑑をみたりインターネットで書いているものの似たものを見せながらお絵描きをさせてあげてください
これはこどもが興味を持ったことや疑問に思ったことをスグに調べれるようにしてあげることによって知識を増やすことができます
例えばライオンを書いてあれば、オスライオン・メスライオンをみせて何が違うかを深く掘り下げていきます
このような違いを見せることによってこどもの興味を増やすこともできます
特に3歳までは親のサポートがキーポイント
学者や小児に携わる有識者(研究者)の中には子どものお絵かきは年齢によって異なってくると言われています
ここでは子どもの年齢と親の対応の仕方をご紹介します
1歳~2歳は制限をしない

このころのお絵かきは〇や△などの図形が多くみられます
単純な図形ですが何度も繰り返し書くことで形を認識していきます
このころの子どもは紙やペンなどに関係なく、描けるところがあればどんなところにも書いてしまいます
壁や床、机など…親からすれば汚れてしまって掃除が大変なのでつい書くのを制限してしまいがちですが、このころからお絵かきをさせてあげることが成長にとって良いと言われています
もし描くスペースがないのであれば、家の前の安全な道を使いチョークやはがせる壁紙を一部に貼り、そこだけは落書きできるようにするなどで場所を確保してみましょう
クレヨンや水性マーカーなど描くことの楽しさを教えることがポイント
2歳~3歳は褒め方を意識する

2歳になる顔や物のようなものを描くようになります
棒人間や虫、図形よりもずいぶん成長した絵を描きだします
3歳ごろにはもっと形がはっきりしてきます
自分が経験したこと、したいもの、欲しいものなど自分の感情を描くことが増えてきます
『すごいねー、何を描いたの?』と子どもが描き上げたら何を描いたのか聞いてあげるようにしょう
何かを感じて描いていることが多いので理由を聞いてあげることで子どもが何を感じているのか、何を考えているのかを知ることができます
3歳~は自分でまかせてあげましょう
鉛筆や色鉛筆なども増やしてほかの描き方をみせてあげたりするといいでしょう
絵の上達だけじゃない絵が子供へ与えるメリットのまとめ
絵を描くことによってひらめく力が育ちます
試行錯誤しながら絵を描き、苦労したことや工夫したことを語り合うことが地頭によい影響を与え将来必ず社会で役立ちます
絵を描くばかりで外に遊びなさいではなく、まずはやりたいことを伸ばすことも重要ですよ
みんなの掲示板 必ず返信します